lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

ダブルス雁行陣で後衛同士がラリー、そこからどうポイントを取るの?という話 (テニス)

ダブルスは雁行陣から習う

スクールに通っていると1クラスの人数の関係もあり、ゲーム形式はほぼ100%ダブルスで行います。練習時間の中でダブルスに関係する練習 (4人での打ち合い、ボレー、アプローチ等ダブルスで使える技術の練習) が組み込まれる事も多いですし、その日の練習内容に関係なく1コマの最後10分程度は全員でダブルスのゲーム形式をやる事が多いです。

初心者がダブルスを教わる際、最初にやるのは雁行陣です。よりレベルが高いクラスに上がる中で並行陣を教わり、「平行陣の方がより高度なダブルスだ」というフワッとした認識を持ちます。

雁行陣同士のゲームは、自分のパートナーと前衛、後衛の役割に分かれ、前衛は比較的ネットに近い位置、後衛はベースラインに近い位置に居て、互いの後衛同士がクロスラリーを中心にボールを打ち合う形です。

レベルが上がっても平行陣を使うようにはならない

スクールあるあるですが、初心者、初級、初中級、中級とレベルが上がっていっても積極的に並行陣を使おうとする人はほぼ居ません。

理由は「よく分からないから」かなと思います。

自分のテニスを上達させるのは自分自身

私は『テニスの上達はあくまで自分次第。コーチや周りの人が上達させてくれるものではない』と思っています。世界的に著名なコーチに教わったとしても上達できない人が居るのは想像が付くでしょう。それはコーチの責任ではないですね。

2000本安打を達成したソフトバンクホークスの内川聖一選手は、横浜時代に元プロ野球選手の仁志敏久さんから「常に考えて打席に立て。考えるというのは、うまく出来ても失敗してもなぜそうなったか自分で説明できるということだ。」と教わったそうです。

「どうやって身体の機能を使い、動かし、打てば、見本のような打ち方ができるのか?」「自分の身体の使い方はどこが正しく機能していないのか?」

自分の打ち方を認識し、自分で考えるには知識が要りますし、大勢が一度に教わるスクールだけで十分な知識を学ぶ事は難しいです。1回90分程度の時間、ボールを打ちながら同時にそれらを考えるのも困難です。練習する以外の時間で知識を蓄積し、考え、それらを根拠にどう身体を使いラケットを使うのかをイメージする。それをボールの打つ機会で確認し、イメージと現実をすり合わせていく。そういう取り組みこそが自分を上達させる筋道だと思っています。上達しないのをセンスが無いから、練習が足りないからと言い訳するのは勿体無いです。

ギリシャの哲学者エピクテトスは「すでに知っていると思っていることを学ぶことは不可能だ」と言いました。

テニスを続けていると多少なりとも自信が出てきます。「自分は出来ている」と思っている人は自分が出来ていない事に気づけず改めてそれを学べません。(そのボレー、基本をきちんとやればはるかに良くなるのでは?)

知識を持ち、自分の状態をきちんと把握、分析できることが必要です。

また、出来ない事を出来ないままにして気にしない人、出来ない事に気づけない人も上達は難しいです。簡単なルールですが、週1回の教わる姿勢の中ではそれらに気づけません。

テニスの上達と異なり、ダブルスは人から学ぶ事ができる

一方、ダブルスは2人で攻守する特性上、その制約から生まれる戦術やセオリーが蓄積されてきています。

テニスの上達は自分次第なので入門書を読んでもスクールで言われる事と全く同じ事が書いてあり、敢えて読み意味がないですが、ダブルスは教科書で学ぶように知識を高めることができます。

ダブルスはボレー等の打ち合いなど、より高い技術が求められる印象がありますが、ボレーの技術は高くない段階でも戦術やセオリーを理解し、2人が実践できるだけで相手は全く敵わないという事が起きます。

スクールではダブルスに繋がる練習を多く行うと言いましたが、実際の所、この『ダブルスのやり方』は殆ど教わりません。

時間も限られ、大勢が居る中で、授業のように「こういう場合はこういう予測が立ち、守備側はこういう対応をする方がいい。こういう場合は違う予測が立つので守備側はこういうショットを警戒する位置を取る」と言った理屈を説明して言っても「能書きは良いから早くボールを打たせろ」という人が一定数居られます。ダブルスが上達する方が良いけどラリーを打ち合っている方が楽しいという人も居られます。

全ての人に対してダブルスの上達が求められる訳ではない、人数や時間の制約もあるから、関係のある練習はするけど、ダブルスそのもののやり方については突き詰めて練習する、教わる機会はないというのがスクールでの現状だと思います。(※スクールによってはダブルス専門のクラスがあったり、コーチの方針でダブルス練習ばかりやるクラスがあったりはします。)

毎回の練習でダブルスには触れるものの、そのやり方までは教わらない。レッスンの時間だけでそれ以外の時間に自分で学んだりもしない。当然「ダブルスのやり方はよく分からない。平行陣なんて難しい。」という認識を持ちます。周りの人も皆同じですから『うまくダブルスが出来る』のはもっと上手い人達が持つ特別な技能だと思います。結果、レベルが上がってきても皆がやろうとするのは『雁行陣で後衛同士がラリーを打ち合う図』になります。

なお、男性に比べ女性の方が、後衛同士が強くボールを打つという選択が難しい分、何かしら工夫をしようと取り組まれます。女性が教わるままロブを多用するのも一例でしょうか。短いボールはネットに着こう、ストロークよりもボレーを使ってみようとするのも女性の方です。「ダブルス練習するなら男性より女性と」かなと思います。

 

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雁行陣の後衛同士がラリーを打ち合う意味

 ダブルスで重要だと思う事がいくつかあります。

そのひとつは「ダブルスは二人でやるものだ」という"段前提"

他のひとつは「ポイントを決めるのは前衛の役割だ (前衛が決められる形を作るのが後衛の役割)という事です

スクールでのレッスンの最後にダブルス形式のゲーム練習をやるとしてもパートナーはその場で決まることが殆どです。毎週合う方々でもダブルスのやり方を個々に話す機会などないでしょう。結果、2人で連携するような意識は持てず相手の事まで考えられない、自分がボールを打つことが全てになります。

スクールのレッスンでよくあるダブルスの例

スクールのレッスンの最後はダブルス形式をやるのがお約束ですが、

「4人全員が "自分" でポイント取る事を考えている。雁行陣後衛同士が他2人無視でラリーを打ち続ける。前衛はチャンスも何も関係なく急にそのボールに飛びついて横取り(ポーチ)する。どんなボールが来るのか分からず、咄嗟に打つので腕や身体が伸びきってガシャッとしたボレーなる。」

といったことが起きます。ダブルスが出来ていない方々のゲームはそんな感じです。

雁行陣 後衛同士がラリー

身体が伸び切った状態でポーチ

プロの試合でも雁行陣の後衛同士がラリーを打ち合う似たようなケースはあります。ただそれは色々な選択肢がある中で敢えて選び目的があってやっているもので同じではありません。

"二人で"ダブルスをやるとどうなるのか?

普段からこういう内容に慣れていると「雁行陣の後衛同士が打ち合っている状況の中、前衛がそれを横取りするようにポーチを狙うのは普通の事ではないのか?」と思う方も居るかもしれません。

もし、パートナーと2人で攻守する(2人でダブルスをする)、後衛がチャンスを作り前衛にポイントを決めてもらう事が考えられているならこういう展開が出来ます。

「雁行陣の後衛同士がラリーを打つにしても同じ球種・軌道・コースを続けない。右利き同士なら、フォア側クロスの定位置の打ち合いから1球センターに相手前衛が取れない速度は同じで少し高い軌道(フォアで周り込めるようなロブではない)で入れば、相手はバックで角度も付けづらい。ネット際に威力のない浮いたボールが上がるからそれを前衛に楽に決めてもらう。」

雁行陣 後衛ストロークの工夫で前衛にチャンスを作る

「右利き同士。ジュースサイドからサーブを打つ場面。センターのTに近い位置にしっかりと入れ続ける事が出来れば、ベースライン中央付近からのリターンは角度がつけられず、バックで打つため強い返球もしづらい。浅い浮いたリターンが来れば、前衛が1発で決められる。」

サーブのコースを工夫して前衛にチャンスを作る

ダブルスに詳しくなくても聞いただけでも十分ありえる、自分でも出来る展開だと思います。

逆に、多くの人が打ちたがるサイド寄りのスライスサーブは当てるだけでクロス側に引っ張れてしまい、サーバーはそれを拾いにいくことでセンターが空いてしまいます。相手前衛がそれを見ていたら決めるチャンスになります。

スライスサーブを打つとクロスに返球される

こうったものがダブルスの戦術、セオリーといったものになってきます。

『自分がサーブを打つ前にポイントを取る事、取られる事が決まっている』

ボレーがうまい、ストロークが得意といった事以前に、これらを知っている、知らないでは、ゲームが全然違ってくるのは想像が付きます。

ダブルスについて学ぶ方が良いし、平行陣にチャレンジする方がよりダブルスを楽しめるけど..

多くの人に取ってレッスンの最後にやるダブルスはお遊びの時間という感じでしょう。ストロークならガンガン気持ちよく打ちたいし、ポーチも一か八かやってみて決まればOKです。

スクール以外の時間でテニスについて考える取り組みをするのは面倒だし、手間もかかりますが、ダブルスを得意とするプロ選手が書かれた入門書を1冊読んできちんと理解するだけで周りから勝てるようになってしまうのがダブルスだと考えます。相手は自分と同じ位の技術レベルの方々であり、ダブルスについて知っているか知らないかの違いだけなのに...です。

学校の授業や勉強で慣れた手順ですし内容も授業ほど難しい訳ではありません。必要な事はダブルスの戦術やセオリーについて理解・実践できるだけです。テニス自体の上達はこう簡単には行きません。

「レベルが上がってきたら平行陣をやるべきだ」という訳でもありません。

平行陣を取ると相手のストロークに対し速いタイミングで返球が可能なのでストロークを打つ側はだんだん余裕がなくなりミスをするかチャンスボールが来る確率が上がります。ネットに近い位置から打つ方が打てる角度が広がり打てる場所も多くなり、ネットやアウトする可能性も下がります。総合的に攻撃に有利と言えます。

逆に常に適切なポジションを守れる判断とフットワーク、相手との距離が短くなる事で速度の速いボールでもきちんと返球できる技術も必要となります。その点で「レベルが上がったらチャレンジしましょう」と言われる訳です。

ストロークに自信があるなら雁行陣でポイントを取るやり方もきちんとあります。

必要なことはダブルスのやり方について理解し、実践できるようになるということです。何も知らないまま "コート上に4人居るシングルスのようなもの" (ダブルスでもシングルスでもない) をやっていても、たまたま取れたポイント、自分ではアンラッキーだと思っても起こるべくして起きているミスばかりになってしまいます。

テニス自体と同じくやるならうまく出来るようになりたいですよね。

ダブルスのやり方が分かってくると、それらをよりうまく出来るようになるために、リカバリーやボレーの技術も高めたいと思うようになると思います。

子供を見て分かるように「出来ないことができるようになる」のは上達を目指す最大のモチベーションです。

 

 

 

ダブルスで大事な"ポジション取り"、テニスで大事なのは"予測"

スクールで最初にダブルスを習う際、雁行陣前衛の攻守の仕方として

「味方後衛がストロークを打つ際は、相手前衛がポーチするのを警戒して、サービスライン付近の下がった位置に。相手前衛がポーチをしなかったら相手後衛がストロークを打つ際に自分が攻撃できるネットに近い位置まで前進する。後衛同士が打っている間はこの前後の移動を繰り返す。」

と教わるはずです。

テニス ダブルス 雁行陣

ただ、雁行陣のやり方に慣れ、後衛同士のラリーが続くようになってくるとこの認識では全くボールの行き来に追いつけない、触れないのが分かってきます。

それは当然の事で、"相手の動きを認識してから動き出す"のでは常にワンテンポ動き出しが遅くなり、ボールが行き来する中で1回毎のズレが蓄積され全く追従できなくなるものです。

ダブルスでは"ポジション"が攻守に大きなポイントとなります。 

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相手後衛が打つから前衛は前、味方後衛が打つから前衛は後ろといった4人の連動ではなく「その状況で今自分はどこに居るべきなのか?」が4人それぞれの今居る場所、次の攻守の機会に移動しておくべき場所を決めます。

4人がそれぞれ居るべき場所に"ポジション取り"し続ける。それが状況毎に常に変化していくダブルスの動きを構成します。相手が良いポジションを取り続けるからそれを崩してスペースを作り、そこを攻めるのもダブルスの戦術です。空いてもいないスペースを無理やり攻撃する、強打する方法では確率は上がりません。

"前から"飛んでくるボールはどこに向かうのか?

「ボールは自分達の前から"飛んで来る。」

当たり前のようですが、これが攻守のポジションを取る前提になります。

飛ぶ軌道の始まりは相手ラケットの打点位置です。打っている相手が居ない後ろや真横からボールは飛んできません。

スクールでは「スペースを空けるな」という注意をされるので俯瞰的に上空から見た図の自コート内のスペース、2人が居る場所以外の空間を気にされる方が居ます。

自コートを囲むラインは、自分達が打つ・守る範囲ではありません。ボールを打つ相手がそのボールを収めるべき範囲を表しているのです。

これら2つの事から、ダブルスにおける自分とパートナー側の備えは「ボールを打つ相手の位置から自コートのライン内に無理なく収まるよう飛んでくるボール軌道を2人で埋めてしまえばいい。」と考えられます。

相手の位置から自コート内に無理なく収められる扇型の角度を2分割し、半分を自分が反対側をパートナーが担当するということです。 

図: ダブルスにおけるポジションの取り方

4人がポジジョンを取り続ける事でダブルスの動きが構築される

ボールは相手のラケットの位置から飛んでくるので自分より後ろのスペースが有っても構いません。飛んでくるボールに触れる事が大事です。飛んでくるコースを示す扇型の角度は後ろに下がるほど幅が広くなるので可能な限りネットに近い位置に居る方が触れる可能性が高くなります。

扇型の角度内でも、味方前衛が邪魔な角度の付いたショートクロス、打てる幅が狭いストレートは打ちづらいです。打たれてポイントになれば仕方ない。積極的にケアする位置ではありません。むしろ打たれてミスしてくれる方が助かる。

常に相手が打つコースを2人で消す

ダブルスでその瞬間ボールを打つのは4人居る中の1人だけです。

自分とパートナーがそれぞれ、飛んでくるボールのコースを予測して自分が担当すべき角度の中心線に沿って相手に正対します。

予測が出来ているので、相手が打つ時点で、前衛としてネットに近い位置に移動し攻撃に備えられます。

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打つ瞬間に咄嗟にコースは変えられません。ポーチをしようと相手が打つ前に飛んでくるコースに入ろうとする方が居ますが、周辺視野 (ボールに注視しながらその向こうの景色もぼんやり見える) が前提になるのでコースを変えられてしまいます。相手も当てずっぽうで裏をかきコースを変える訳ではなく逆をつかれるのは自分のせいです。

相手が打つまでは、2人で飛んでくるコース・2分割の自分側の中央の線上で色んな状況に対応できる"中間守備的"ポジションを取る。相手がもうコースを変えられないというタイミングに合わせ"ワンテンポ送らせて"自分が意図する攻撃のポジションに入る。自分がイメージした通りにボールが飛んでくる。前衛はそれを打つ。という基本的な流れです。

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また、『自分が打とうとするコースに常に相手2人がポジション取りしてくればとボールを打つ側はプレッシャーがかかる。やりづらいと感じる。』のも分かりますね。

テニスのポイントの多くはミスで発生するので相手にプレッシャーをかけられればボールを打つ前にポイントを取れる可能性が生まれます。

※ロブはどうする?

「ボールは前から飛んでくるから飛んでくるボールのコースを埋める。自分達の後ろのスペースは構わなくて良い。」と言うとロブはどうする?と言われそうです。

1つはやっぱり"予測"、相手がロブを打つサインを見逃さないということです。

クロスに通常のストロークを打とうとしているスイングから咄嗟にロブを打つのは難くミスに繋がります。ロブはロブを打つ打ち方で打つ方が安心ですし、着地するまでに時間のあるロブでは咄嗟に打ち方を変えて相手を惑わす意味がないです。"打ち方を見れば分かる"ということです。

もうひとつは簡単にロブを打たせない配球をするということ。

ロブは上向きの面で打つので弾んで落ちてくるボールの方が拾いやすいです。球出しのようなボールなら楽に打てます。逆に自分に向けて低く飛んでくるボールは精度高くロブを上げるのが難しいです。浅くなったりアウトしたりします。速い必要なないので相手よりも手前の低い位置で取らせれば相手が戦術として思うようなロブは打ちづらいですね。

最後にスマッシュハイボレーの練習をすることです。

女子ダブルスだと"ロブが上がったらとポジジョンチェンジするのが決まり"のようになっていますが、ポジションチェンジは自分達の陣形が崩れると言うことなので相手に有利です。だからロブが上がったらロブで返すという事をしますがどちらかがロブをミスするまで終わりません。また、平行陣をやり始めるとロブが上がったからポジションチェンジしてパートナーに取ってもらうという事は無理になります。パートナーも前に出てきている訳ですからね。

だから、相手がロブを打つサインを見逃さず2人でそれに対応できる中間守備的なポジションを取り備える。相手から飛んでくるコースの自分側に上ったらハイボレー、出来ればスマッシュで最低限自分達の陣形が崩れないように返球する (それで決められなくて良い) という対応が必要でしょうか。都度きちんと対応されればロブは使いづらくなります。甘くなれば決められてしまいますからね。

スクールでもスマッシュの練習はやりますが、球出しのボールをバンバン打って気持ち良いと思うだけでなく状況を想定してやや速度を落として確実にコースを狙うような練習が大事でしょうか。ハイボレーも練習していればできるようになります。そんなに難しくはないですから。

相手のボールを打つ際の全ての前提になる"予測"

相手が打つ際、飛んでくるコースを2分割して攻守すると書きましたが、その前提になるのは"予測"です。

ボールを打つ相手の位置、ボールへの入り方、体勢、身体や顔の向き、スイング軌道、ラケット面の向き、スイングの速さ。

様々な情報を元に相手が打ってきそうなコースや球種を予測します。 

テニスはボールを打つ技術やコツばかり注目されますが、ボールを打ち合う際の前提となるのがこの"予測"です。初心者の方だと、相手がボールを打った後にそのボールを見ながら追いかけ始めますがそれでは全く間に合いません。

予測は難しいものではありません。注意深く観察していればその精度はどんどん上がって行きます。(別の方向を見ながら打つなんて事はそうそう出来ませんから)

実際にボールを打たなくても、YouTubeで試合の様子を撮った映像を見ることで練習出来ます。「あ、この選手は次、このコースにこんなボールを打ってきそう」その繰り返しです。映像はたくさんあるので資料には困りません。 

 予測をしつつ試合映像を見る

こういう試合のハイライト映像はポイントに繋がるやり取りがまとまっているので参考にしやすいです。

スクールレッスンの最後にやるダブルスをお遊びタイムにしないために

普段からも馴染みがあり、コートを借りてテニスをやるにしても人数や負荷の問題で我々がゲームを行う際はほぼダブルス形式です。

スクールのレッスンの最後に行うダブルスはレッスンのおまけ、気晴らしや遊びに近い感覚かもしれません。うまくポイントが取れればいいし、ポイントを取られてもレッスンが終わったら忘れてしまうかもしれません。でも、どうせやるなら思うようにうまくできる方が良いはずです。

色々な制約もありスクールではダブルスのやり方をしっかりと教わらない。ただ、テニス自体は"教わるものではなく自分で上達するもの(ボールを打つ技術)"だが、ダブルスは"セオリーや戦術(戦い方)"を学ぶもの(学問的)と書きました。テニスは簡単には上達しませんが、ダブルスは学ぶだけで周りに明確な差をつける事ができます。

なお、書いた通りダブルスは1人ではできないので出来ればいつもやるメンバーと理解を共有できると良いですね。自分だけ実践しようとしてもパートナーの後衛がベースラインでガンガン適当に打ち合っていては何も出来ません。

ダブルスは長い時間かけて戦術やセオリーがまとまってきているのでプロ選手等がまとめた読む意味のある入門書が何冊も出ています。(テニスの入門書で買う意味のある本はごく一部だけです。殆どがスクールで言われる事が書いてあるだけ。)

ダブルスをやる機会がある方なら手に取って読んでみるべきでしょう。図解も多く手順も同じようにまとまっています。学ぶほど上達できるって皆が入門書に期待するそのものではないでしょうか。

ダブルスの戦術やセオリーが実践できるようになるとそれを活かすための技術 (ボレーやストローク、サーブ等) をより磨こうという向上心にも繋がりますね。