lond日記

思ったことを気まぐれに書きます。

最近読んだ異世界ラノベ系コミックからおすすめとか書いてみる (漫画)

最近、異世界ラノベ系コミックをたくさん読んでいます。

2018年10月「転生したらスライムだった件」という作品がアニメ化された時に原作コミックを買ってみたのがきっかけになりますが、それ以降、異世界ラノベ系コミックをあれこれ買って読んでいます。 

読むのは楽天koboの電子書籍ばかり

買っているのは電子書籍版で、購入するのは楽天koboのみです。

前回、引っ越しした際に自宅にあった書籍はほぼ全て処分してしまい、以降、本は『ほぼ電子書籍』で購入しています。(書籍によっては電子化されていない、発売当初は電子化されないものだけ "本" を買います。)

印刷・製本された本を買うのと違い、電子書籍は "所有権" がないので古本屋に売ったりできません。あくまで「期限を定めない "読む権利" をそのマーケットから買っている」状態となります。

でも、自宅に何百冊と本を置いていても繰り返し読むなんて事はまず無いし、2回目を読む前に多分、新しい本を買うでしょう。保管に場所を取り、収納も難しい (本棚がどうではなく、部屋の見栄えが "本ありき" になる) 印刷・製本された本はあまり好きではありませんでした。本好きではなく中身を買っている感じ。

タブレット1台持ち歩けば、電車の中でもカフェでも少しの時間でパッと読め、何十冊でも続けて読めます。何冊も本を持ち歩くのはスマートじゃないですよね。

スマホで読む方も居るのかもしれませんが、最低1ページを開ける、拡大したり、部分毎に読むのは携帯しやすく周りの邪魔にもならない8インチクラスのタブレットが便利です。

楽天koboを利用するのは、1つはアプリの問題です。

元々Amazonを利用していましたがアプリに癖があり(この辺は宗教論争みたいな部分) 楽天koboは高機能でもないし使いやすくもないけど「アプリを改良するパワーがないから最低限の更新で放置」感が読むだけには都合が良いです。因みに "読むだけ" ならどちらも大差ないと思います。

後はシンプルに "クーポン" の存在と "ポイント" の差ですね。

5千円で20%OFF、1万円購入で25%OFFは1月に5千円以上はまとめ買いする私には都合が良いです。前述したように「期限を定めない "読む権利" をそのマーケットから買っている」状態なので楽天koboが急に終了となり、返金相当もされないとなっても「構わない」と割り切っており、購入費用は抑えられる方がありがたいです。ただ、作者さんにはお金が行って欲しいから "新規購入" が前提にはなります。

アニメより原作

コミックでは「ブラッククローバー」や「ワンパンマン」等好きですし、それ以前にもあれこれ気になる作品を毎月買ってはいました。

元々漫画が原作の作品と違ってラノベをコミックス化した書籍を "原作" と呼んで良いのか分かりませんが

「殆どの作品で "アニメよりも原作の方が" 面白い」

と私は思います。

当然、作品やアニメ化の作り方によるのでしょうが、

「アニメは原作小説やコミックを読む手間を省く、あらすじ紹介」

のような印象を持ちやすいです。

声優さんのお仕事は素晴らしいと思います。ただ、アニメ化される際に原作から省かれたり、逆に印象を増すために変に盛られたりします。最近は3ヵ月毎に新作アニメが何十作品と出ますし、評価の高い何十巻と出ている原作でも "大人の都合" で2期がなかったりします。(ブラッククローバーのように作画崩壊、原作改変で続いちゃう作品もあります。)

よく感じるのが、

「アニメは1回見たら2回目を見る気がまず起きないのに対し、原作は何度でも読みたくなる作品も多い」

事です。

1コマ、1コマが動画として繋がらない分、読む側が脳内で補完、キャラやストーリーへの思い入れが増すのかなと思います。ラノベなら原作小説を読む方が良いのでしょうが、電車内で液晶の文字を読んでいくのは疲れますし、気分転換が目的なのでサクッと読めるコミックの方が私には都合が良いです。

コミック化されれば、原作小説が続く限りは出ますね。アニメだけ見ていたら2期、3期が出ず以降が見られない事ばかりですね。(ジャイアントキリングとか2期を見たい)

 

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最近読んだコミック、異世界ラノベ系中心

前置きが長くなりましたが、最近読んだ作品を面白いと思ったものから順に書いてみたいと思います。基本的に "異世界ラノベ" のコミック化作品が多く、いわゆる「なろう系」が中心になるかと思います。

全部で35作品になると思います。色々書いておりますが全て個人の感想であり、私の理解不足等で世間での作品の評価とは必ずも一致しない事はご理解ください。

1. 老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

読んだ作品の中では断トツ好きです。

shonen-sirius.com

seiga.nicovideo.jp

ストーリー

両親と兄を交通事故で無くした18歳女性主人公。トラブルで崖から転落した際、神に近い存在から異世界と現世界(地球)を行き来する能力等をもらい、その能力を使い、異世界を1人で生き、老後の資金として現地通貨で8万枚の金貨を貯めるため行動を起こす

というお話です。

転生物ではないですし、2つの世界を行き来する能力 (それに付随する言語翻訳機能) 以外は "年相応ではなく知識も豊富ですが全く居ない感じでもない" 普通の女の子です。生き延びるために傭兵グループに銃や格闘の指導を受けたりします。

最初に転移した地方の村からその地域の領主、王都に移動、地球で仕入れた商品を現地で販売する店舗を構え、同時に様々発生するトラブルを解決する相談所の仕事を請け負い、貴族と親しくなり、王家にも信頼される存在にまでなる。隣国が攻めてきて戦争状態に。

という所まででコミック既刊4巻です。

作品の特徴や興味を持つ点

キャラの目が大きい少女漫画チックな画ですが、作画が丁寧だと思います。

1コマ1コマの画はキャラのポーズやグッズ的な描写含め "静止画"としては良いのですが、それらを繋げた時の "人の動き" 感はあまり感じないのが違和感を感じる部分でしょうか

ただ、デフォルメやギャグ的な描写を適宜入れ、主人公が即決断して行動するのでお話の進展にスピード感があり、テンポ良く読めるので上記の点は気になりません。

お話がうまく進み過ぎるし、主人公の "地力" の能力の高さ、迷いなく行動する違和感がありますが、「チート転生で俺TUEEEE」ではなく、地球に現存するものを使い、創意工夫で問題解決して信頼を得ていく部分が親近感、納得感を覚えます。 

例がなんですが草履取りから天下を取る「豊太閤出世伝」みたいな感じ。圧倒的強さを持つ主人公を置く作品も多いけど、知識と発想、創意工夫で周りを巻き込み成功していく主人公は、それらとは違った形で応援したくなりますよね。

最新刊では戦争が起こり、ドラゴンも出てきます。動物型モンスターは出ていましたが、世界感は中世ヨーロッパ。そこに現代の技術を投入する点がポイントなので、異世界ファンタジー寄りの要素が増えると今後どうなるのかなぁと思っています。 

 

2. スライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってました

こちらもかなり好きな作品です。

www.ganganonline.com

ストーリー

過労死した社畜女性が天使に不老不死の体を貰い、異世界転生する。転生前と違うスローライフを目指す主人公は拠点として得た家の近くに居るスライムを倒しつつ、最寄りも村と関わりながら300年が経過。本人は自覚がなかったがレベルMAXの最強魔女になっていた。その事が広まり、戦いを挑んできたドラゴンが弟子になり、勘違いで恨みを買ったスライムの精霊達が家族になり、助けたエルフが弟子に、それに伴って知り合った魔族と仲良くなったり、霊が家族に加わったり。

といったお話です。

コミック既刊4巻。

作品の特徴や興味を持つ点 

私は「きんいろモザイク」等の女子高生の日常ライフ系作品は割と好きです。

男性キャラが絡んでくる "色恋" 話がない方がほのぼの見られる (露骨でない"百合"は許容) し、人を裏切ったり、騙したりは現実だけで十分です。コミックを読む理由の一つは気分転換 (≒ 現実逃避)ですからね。

この作品も『まんがタイムきらら』系で連載されそうなキャラデザインや作画で、画が柔らかく、かわいい。上手いという感じではないですが、作画も丁寧だし、デフォルメやらギャグ要素もかなり多いです。

この作品はチート能力で得た強さを家族や友人のトラブル解決にしか使わないので誰も死なないし、誰も困らない。戦争になったりもしない。至って平和なお話です。

異世界転生物ですが『家族や友人達との日常ライフ』なストーリーになっている点が私には読みやすく楽しいと感じさせます。

「テンプレな異世界転生の "なろう" 系作品、チート転生で俺TUEEEE」な作品はそういうものとして面白ければ良いと思いますが、『老後に備えて~』もそうだし、この後にもありますが、異世界転生・転移の設定は使っているけど、ストーリーとしてはそれに頼っていない、むしろ他のジャンルと言えるような作品には割と惹かれますね。複数ジャンルの要素をストーリーに持たせる事でうまく使えばお話を広げられます。

もちろんその作品自体の魅力あってのやり方ではあります。

3. 転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~

この作品もかなりお気に入りです。

www.ganganonline.com

ストーリー

社畜のプログラマが自宅で仕事中、PC画面に表示された「異世界に召喚されました」のメニューにより異世界に転移させられる。転移後、テイマー(モンスター使い)としての能力を得た主人公は、同時に古代魔法等を大量に取得し賢者のスキルも得る。その世界ではテイマーは能力が低く魔法も使えない職業だが、賢者という職業がないため、魔法が使える (結果、剣や体術も強い) 常識破りのテイマーとして周りの評価を得ていく。ただ、主人公は何者かによって目的があって転移させられたもののようだし、主人公の転移に伴ってかつて滅びた組織が動きだしたり、神話級のドラゴンが出現したりといった出来事が起きる。

といったお話です。

作品の特徴や興味を持つ点

Amazonの評価は見ても「画はうまくない」と言われています。私も特に「キャラデザがイマイチ」だと思います。主人公の顔がノッペリだし、表情の変化の描写もこなれてない感じです。女の子キャラもあまりかわいく描けていません。

ただ、モンスターや背景等はそれないに見られるので、読んでいる内にあまり気にならなくなりました。主人公はテイマーなので、自ら戦うのと合わせて、テイムしたスライム達を通して魔法を行使したりしますが、スライム達や同じくテイムしたオオカミの表情の描写が "ちょっと安っぽいけど" 愛らしくて好きです。

画がイマイチなのになぜTOP3に上げる位好きかというと設定の面白さだと思います。

前述しましたがテイマーであり賢者でもあるので、テイムしたスライム達を通して魔法を行使する事が多いです。

スライム達は分割・統合が出来、遠距離でも意思疎通可能、敵近くや自分達の周りに配置したスライムに魔法を転送し、強化、攻撃、防御、姿を消す、魔法吸収と反射などで戦います。

チート魔法が使えるキャラだと「自分で攻撃し大爆発で終わり」がお決まりですが、一発で倒せない数、敵の強さに対し「自分の能力、進化を把握しきれていない中、使える能力を探し、戦い方を考えつつ戦う」所が少し目新しく感じます。

主人公のキャラデザが「ノッペリ」と書きましたが、そのロボットのような表情が

突然のトラブルにも物おじしない。「ブラック企業での社畜生活の頃に比べればここでの苦労は些細な事でしかない。自分が何者で何をするために転移したのか分からないが (チート能力で目立って名声を得るとかではなく) 取りあえずこの世界で生き残るために行動していこう。」みたいなキャラ設定、思考に合っている気がします。

因みに1巻の頃に比べれば最新4巻では、慣れてきたのか、主人公の表情や描写もこなれてきた、キャラやストーリー展開に合ってきた印象です。

4. 転生貴族の異世界冒険録

comic.mag-garden.co.jp

ストーリー

街中で刃物を構えて人を襲っている男から女性を守ろうとして『無駄死に』をしてしまった主人公。異世界の神々に転生させられ、その世界の文明を発展させる役割を与えられ、魔法が使える異世界に憧れていた事もあり了承。神々の加護を与えられた結果、10歳で人外や亜神に相当するチート能力を得る。ふとした事で命を救った王女や公爵子女に気に入られ、王からは男爵の爵位を得、神々に頼まれ商人と共に娯楽を生み出そうとする。

というお話です。

コミック既刊2巻。

作品の特徴や興味を持つ点

典型的な異世界転生物の設定だしストーリーだと思います。

この作品の印象で強いのはやはり「画がものすごくかわいい」です。 

主人公は1巻、2巻で3歳~10歳の子供ですが周りの大人の作画もバランスよく丁寧なのが良いです。すごく上手い訳ではないですが十分丁寧だし、「チート転生で俺TUEEEE」感が画のほのぼの具合に消されて "変な反感なく" 読めてしまいます。

異世界転生物って戦闘がグロかったり、人が殺される様子、戦争犯罪的描写が明確にかかれたりしますからね。

「自重しない。世間の常識、感覚から逸脱した思考を持つ。ある意味天然。」なキャラは『賢者の孫』に似ていますし、神々が社交的で自分達が思うままに恩恵・加護を与えてしまう感じは『異世界はスマートフォンとともに』みたいな感じです。

あちこちの作品から設定を持ってきたような異世界テンプレ的作品で、この作品しかない要素を上げるのは "まだ" 難しい感じです。ただ、書いていて分かるように "重い" ストーリーでもありません。そういう世界観や設定を楽しむ作品だと思います。(ドラゴンボールも西遊記、孫悟空という下地からあんな作品になるとは思いませんでしたよね。)

子供に転生させる事で、戦争、国同士の戦い等に話を直結させない、年齢的にギルドにも加入できないので人外な能力を直接的に自己利益に使おうとしないという縛りを入れてあります。成り行きで男爵になったとは言え、12歳になったら学院に入学しそうですし、キャラも3歳児から10歳児となり見た目もだいぶ成長してきています。

今後大人になっていけば「かわいい」の印象も少し変わってくるのでしょうが、元々大人のキャラデザもバランスが良いので作品を読みたい気持ちは変わらないでしょう。

後は今後のストーリーがどう広がっていくのかでしょうか。今はまだお話序盤の設定説明が続いている感じですから。

5. 金色の文字使い ~勇者四人に巻き込まれたユニークチート~

comic-walker.com

ストーリー

魔王を討伐するための勇者召喚に巻き込まれて呼ばれた「巻き込まれた者」である男子高校生の主人公。魔王討伐の意思を決める "勇者" 4人と違い、元の世界に戻れないであろう事を悟った彼は書いた文字の意味を具現化できるという特殊な『文字魔法』を得て世界を見て回ろうと決める。獣人の親子、ハーフの女の子とパーティを組み、獣人国を訪れ、図らずも王女と知り合う。仲間と別れた悪魔国では魔族とパーティ組む。その世界では魔族、人族、獣人族が戦争を始めようとしているが、魔王は代替わりし、現魔王は戦争以外の解決方法を模索している。多種族を差別せず対応の見方ができる存在を求めており、主人公がその役割を担う事になりそう。

というお話です。

コミック既刊9巻

作品の特徴や興味を持つ点

異世界転移のお話で、主人公は『文字魔法』という特殊な魔法の能力を得ますが、本人自体は特別身体能力が高い訳でも剣技に優れるという訳でもありません。

「自分がやりたい事をやるために行動する」というキャラ設定が「キャラが傲慢で偉そう」「思い付きで行動している」「展開が行き当たりばったり」という評価に繋がっているようです。

主人公は美味しい食べ物にしか興味が無い感じですが、なんだかんだ仲間想いだし、大事にもした行動を取ります。(作中の「本に拘る熱意」はちょっと現実味がない位です。特別な本でもないのに異常に欲する。ただし、エロ本" には興味なし)

作画やキャラデザは、最初に仲間になる獣人の女の子とかかわいいし、ハーフの子も同様。すごく上手いという訳ではなく、少し荒く感じる部分もありますが、十分丁寧に書かれている印象です。

特に9巻までと、既にまとまった巻数が出ているのが良いですね。気になる作品があっても1巻のみ、2巻までとかだとコミック化が進むのを待つしかないですから。

楽天koboには購入済み書籍の新刊発売を知らせる機能がない (厳密にはあるが間もなく終了予定) ので毎月、新刊発売予定でタイトルを見つける感じになります。1作1作の予定を追うのは大変なのですが。

6. 痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。

comic-walker.com

ストーリー

こちらは異世界物ではないです。

「ソードアート・オンライン」等と同じようにVRMMO (仮想オンラインゲーム) に友達に誘われ参加した高校生の女の子がゲーム知識のない中「痛いのは嫌だから防御力にステータスを全振りしよう」とキャラメイクした結果、稀に見る特殊なキャラになってしまう。敵の攻撃には無傷、盾で押しつぶす。毒やマヒで倒すといった具合。かわいい外見と異常な強さから本人の自覚がないままゲーム内で話題になってしまう。

といったお話です。

作品の特徴や興味を持つ点

VRMMO内でのお話ですし、ソードアート・オンラインのようにPK (プレイヤーキル) で現実の身体も死亡なんて事もありません。ある意味チート能力ですが至極平和的にお話が進みます。

主人公がゲーム初心者だった点、誘った友達も遅れて参加して女の子2人パーティになる点等が「シードアート・オンライン オルタナティブガンゲイル・オンライン」を思い出させますが、ゲーム内での自身の存在や周りの捉え方に対して全く傲慢さがないので、ほのぼの読めます。

キャラ成長のためにやっている事は変だったりしますが「主人公がそういう性格、キャラだから」で収まってしまっている感じです。

漫画や小説を読む際の「事件、また事件でお話が進まないと読むのが辛くなる」を求めなければ "気軽に" 読めます。

まだコミック1巻だけなのが残念ですが。

7. 二度目の人生を異世界で 

comic-walker.com

アニメ化中止の作品

2018年にアニメ化が発表されたものの「転生前に戦争に参加した設定が中国の新聞に記事掲載され (主人公は日本人、94歳で死去し転生となればその戦争は...という話)、作者が以前に中国・韓国へのヘイトスピーチ的ツイートをしていた」「作者が過去のヘイトスピーチ的ツイートに対し謝罪、Web版の該当部を修正した (つまり問題があると認めている)」「アニメ版の主役声優達4人降板の発表を一斉にする」という流れでアニメ化が注意されました。そもそも「"殺人鬼" 的人物をそのまま転生させる」という設定が問題だという指摘もあります。

コミック6巻は問題後に出版されましたが原作含めて今後は不明な感じです。

ストーリー

94歳で大往生した老人は神を名乗る女性から依頼され、異世界に転生する事となる。転生時、加護としてチート能力を付与された主人公であるが、無意識のまま生前の剣技で戦い、神とその部下である天使に都度、情報と方向性を示され、それに乗る形で成長していく。転生直後に出会った女性2人と冒険者パーティを組み、手に入れた屋敷で建物を守るシルフィをメイドとして得、訪れたエルフの国を魔物から救った事で第35子の姫を仲間に加える事となった。

といったお話です。

コミック既刊6巻。

作品の特徴や興味を持つ点

典型的な異世界転生物、異世界ハーレム物、「チート転生で俺TUEEEE」な作品です。

異世界物は「登場人物のジコチュウで傲慢な性格が嫌」という作品感想を持つ方も多いようですがスポーツ漫画とかバトル漫画とかそういうキャラばかりでしょう。転生物ならキャラにチート能力を持たせるのもある程度お決まりの設定ですし。

生前、戦争に参加していたという話も、我々が住むのと同じ現実世界からの転生、日本人という設定が反応されたもので「世界大戦があった世界、主人公は特別な能力を持ち、魔法兵器として戦争に関わっていた」なんて設定はよくありますからね。

作者のヘイト発言、作品の設定、現実世界の歴史をひとまとめにしてしまうのもどうかと思います。(アニメ化中止になるのはおかしいといった事ではありません)

さて、この作品は、圧倒的で人外な能力を持つ、且つどんどんその潜在能力を開花・成長させつつある主人公に対し、ストーリー展開に伴い周りに加わってくる女性キャラが「〇〇は特別だから仕方ない」と巻き込まれ、心配し、一緒に冒険していく。主人公は自分が思うままに行動し、結果的に人や国を助け、将来的にはその世界を救う事になるといった流れです。

これは少年誌の冒険漫画、バトル漫画的流れですよね。

超人気漫画のような作品クオリティや設定がある訳ではないですが、私はシンプルにそういう分野の作品と捉えていて面白いと思います。漫画誌には似たような「ストーリーや設定より勢いで書かれたようなバトル漫画」はよくあると思います。

コミック6巻時点ではまだまだ回収されていない伏線や設定が多いです。

でも、原作小説、コミックのどちらも次巻が出るかどうかは微妙な感じですね。 

8. 転生したらスライムだった件

私が異世界ラノベ系コミックを買い始めるきっかけになった作品です。

shonen-sirius.com

ストーリー

37歳のサラリーマンだった主人公は彼女を連れた部下と待ち合わせた際、通り魔に襲われ命を落とす。絶命する中、想い残した気持ちを上げる主人公に対し、異世界の理「世界の言葉」がそれらに見合った能力取得を告げる。主人公はスライムに転生し、スキルを発展、獲得、整理統合しつつ成長を続ける。暴風竜を助け、ゴブリン族、牙狼族、オーガ族、蜥蜴人族、オーク族を束ねて多民族国家の盟主となり、功績や国家力から近隣国家にも認められるようになる。その過程で魔王達の企みに巻き込まれる事となり、魔王ミリムと"マブダチ"になり、魔王カリオン、魔王ラミリスらとも誼を通じる事となる。

というお話です。

コミック既刊11巻。

作品の特徴や興味を持つ点

原作小説からすると、コミック既刊はまだまだ最初の方と言える位な様です。

アニメ化されたので見た方も多いと思いますが、この作品も「アニメで見るよりコミックで見る方が "はるかに" マシ」だと思います。

原作小説を読んでいない身なのでコミックとどの程度の差異があるのか把握していませんが、コミックとアニメの間で言えば、途中途中でかなり端折られてしまっているし、説明の都合上、改変されている設定もだいぶある感じです。

一方、1期中盤の山である『オークロードから進化した魔王ゲルドの登場』はオークの軍勢の異様さを不自然な形で毎週強調、その裏でも端折られて部分がある等、バランスの悪さを感じました。『カリュブディス』撃退もコミックを読んでから見ると各メンバー、主人公の戦う流れがかなり "適当" でした。

転生前に主人公は37歳のおじさんだし、転生後もその思考がそのまま残っているのにアニメ化では若い女性の声優さんが担当した事を指摘する意見も目立ちます。原作重視でアニメに重きを置かない私ですが、色々端折った、改変したストーリーを進める主人公、その声であるという点に印象を悪く感じたかもしれません。

コミック版はアニメ版のキャラデザや作画とだいぶ違うのですが、コミック版の方が「漫画」然としてむしろスッキリしている気がします。

私がこの作品を面白いと思ったのはコミック版のすっきりさ、コマ割り、話の進め方のバランスの良さ、偏りの無さ、スピーディーさでした。

主人公がサクッと判断してサクッと倒してしまう。変にコマ数を取って話の流れを止めたりしません。

「スライムなのに無敵になってしまう無理やりなチートさ」がつまらない、嫌だという感想も見ますが、私はそういう設定だし、それ前提でストーリーを作ってある。むしろ設定に頼りすぎてストーリーのバランスが悪くなる方がつまらないと思います。

ある程度、作品としてのクオリティを持った作品を読みたい。(アニメ化される位なので) RPG的設定やキャラ、戦いや戦争的な要素はあっても、あまりグロい感じでは見たくないならコミック版はちょうど良いのかもしれません。(無いとは言いません)

9. 盾の勇者の成り上がり

comic-walker.com

2019年6月現在、アニメ化第1期が放送中です。

ストーリー

図書館で見かけた四勇者の本を手にとった大学生の主人公は盾の勇者として異世界に転生される。魔物があふれる災害 "波" から守るため彼を含めて4人の勇者が召喚されたが、盾以外の三勇者を奉る三勇教を国教としていた事で盾の勇者である主人公は迫害される。やむなく奴隷として買い入れたラフタリア、魔物の卵くじで購入したフィーロらと心を通わせる中、人らしい気持ちを取り戻し、"波" を乗り越えて行き、自身の名声も高めていく。三勇教は主人公だけでなく他の3勇者も画策し、逆に力を高めた主人公に滅ぼされる。帰国した女王により地位を回復した主人公は自分を陥れた国王、王女を処罰。今後の "波" に備えるため、他勇者と連携しようとするが主人公の強さに嫉妬した3人は「そのチート能力を得る手段を教えろ」とそれまでの地道な行動、動力を認めようとしない。そんな中、経験値アップのために訪れた地で主人公が転生した地とは別の異世界から来たグラスが現れ、四勇者の前に立ちふさがる。

といったお話。

コミック既刊13巻。

作品の特徴や興味を持つ点

こちらも原作小説からするとまだまだ先が残っている状態です。 

『転生したらスライムだった件』とほぼ同じ感想ですが、こちらも「コミック版の方がはるかにマシで面白い」と思っています。

『盾の勇者の成り上がり』はアニメ化にあたってのキャラデザや作画ものすごく丁寧に作ってあり、ラフタリアやフィーロもものすごくかわいく描かれています。背景や風景の描写もすごく綺麗だったりします。

アニメ化に辺り、話が端折ってある所は色々あるのですが、転生したらスライムだった件ほどひどい変更、端折り方ではない気はします。

キャラの綺麗さ、作画の綺麗さ、不自然なほどのストーリー改変もないのに関わらず、アニメがつまらないのは「メリハリ」でしょうか。

キャラはかわいいし、画もキレイなのですが、「世界の名画が一定時間毎に切り替わって画面上に表示される」のをじっと見ていると飽きてしまうのに似ている気がします。

極端な構図の切り替わりもなく、遠景とキャラに寄った近景、キャラ同士の会話といった画が30分なりずっと続けば関心が続かないのはやむを得ないでしょうか。

キャラデザの線も細いし、色も薄めです。綺麗でも印象が薄れてしまうのは仕方ないです。逆にマントやドレス等の色は妙に濃かったりします。

コミック版は画が少しこなれていない、ぎこちない印象を持ってしまいますが、コマ割りやテンポはよく、ひっかかる感じがなく読めていけます。

アニメの方が登場人物の細かい気持ちの変化や葛藤等に目を向けて作ってあるかもしれません。コミック版は口喧嘩や配慮等も割と「サクッと」流してありますから。

ストーリー自体は大きなピークがないまま、次の展開が来てしまう感じです。

それがこの作品の難しさかなと思います。

原作から考えればまだまだ出切っていない設定やキャラも居ますし、"四勇者" という設定自体、今後意味を持たなくなるようです。長く続くストーリーの経過点、経過点が描かれているという捉え方もできますが、それが面白いのは結末が分かっているからというか。

一旦、バーンと大きく終わって、第2章みたいな進め方でない所が興味を持続させ辛いのではないかと思います。

13巻まで読めているのは1-12巻まで出ていて13巻もさほど待たずに読めたからかもしれません。それでも13巻が出るまで待った時点で「読みたい」という気持ちは少し冷めていた気がします。今後はある程度まとまった巻数が出てから興味が湧いたら買う感じになるかもしれません。  

10. インフィニット・デンドログラム

hobbyjapan.co.jp

こちらも異世界物ではなく、現実世界の人間がVRMMO (仮想オンラインゲーム) に参加するお話です。

2019年1月にアニメ化が発表されています。

ストーリー

大学生になった主人公は受験中に兄に勧められていたVRMMO『インフィニット・デンドログラム (デンドロ) 』を始まる。兄はゲーム内の重鎮だが主人公はその事を良く知らない。このゲームでは登録時に「エンブリオ」と呼ばれる参加者(マスター)固有の力が配布され、形状や機能は千差万別。主人公はTYPEメイデンwithアームズのエンブリオ「メネシス」を得る。このゲームではNPCとマスターが明確に区分されるが、NPCは人間の様に思考し行動し死ねば復活はしない。(マスターは死後、一定時間参加できないペナルティの後に復活できる) 主人公はゲーム内の存在でしかないNPCを実際の人間のように思ってしまう。デンドロには決まったストーリーはなく、国同士が戦い、国が亡ぶ。その国に所属のマスター達がその戦争に参加する、しないといった事が起きていた。同時期にゲームを始めたルーク、そのエンブリオであるバビと親しくなり、レベル上げに励む主人公だったが所在する街の周囲に4つのPK(プレイヤーキル)グループが現れ初心者狩りを始め、主人公もその内の1つ『超級殺し』に殺されてしまう。復活後、強くなる事を誓った主人公はレベル上げのため訪れた迷宮で<アルター王国三巨頭>に数えられる<超級>のフィガロ (兄の友人) と出会い、約束通りフィガロはPKグループの1つを壊滅させる。(兄が他1つを壊滅) 決闘都市ギデオンを紹介された主人公はルーク達と移動しレベル上げを目指す事となる。

といったお話です。

コミック既刊4巻。

作品の特徴や興味を持つ点

画はジャンプ等のバトル漫画にありそうな細い線で細かく描写が書き込めた感じ。下手ではないし、個性的な画でもないので安心して見られます。

マスターと女性のパートナーという組み合わせは漫画でよくある構図ですが、会話できる強い武器で仲間、グループの一員であり、お話に幅や魅力を持たせてあります。

ちょっとバタバタ感はあるし、コメディテイストな面もあるけど、キャラ設定や戦闘に関してはよく考えられている印象で、強力なエンブリオを得たといっても登録したてでレベル1の主人公が強ボスに勝てる「レベル差を覆す逆転の仕掛け」があったりします。バトル漫画の常から言えば、弱い主人公は序盤でそれをほぼ唯一の武器としてボスと戦い、第二、第三の武器・能力を得ていくという流れですよね。

複数の国が存在し、それぞれに所属のマスターが居るのでWikiを見てもぞくぞくエンブリオも登場する感じになるのだろうと思います。

画に勢いがあり、バトルシーン概ねテンポも良く、サクサクみられる感じが良いでね。

マスターにも善悪があり、主人公は当然 "善" ですが、ゲーム内のNPC達の生き死に含めて現実のように怒り、葛藤する感じが特徴立っていて興味を持ちました。

11. 失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~

www.ganganonline.com

ストーリー

これも転生物ですが、元々異世界に居た賢者が自分の限界を感じ、更に強くなるために "同じ世界" で300年後に転生するという設定です。

6歳の誕生日を迎えた主人公は前世での"賢者"の記憶と知識を取り戻す。その世界は手に浮かぶ4種類の "紋章" で魔法特性が決まっており、主人公は前世では第一紋、転生後は希望通りの第四紋を得た。ところが転生後の世界では第一紋が最強、第四紋は失格紋として蔑まれていた。ただ、第一紋(栄光紋)は未訓練状態では強いが最終的には他の紋の方が強くなってしまう。その点は転生後も変わらず、周りが使う魔法もかなり衰退した状態になっていた。生まれた家の三男である主人公は家から出る事を考え父親に相談、王立第二学園への特待生枠での合格を勧められる。桁違いの実力で合格した主人公はクラスメイトの2人、そして栄光紋至上主義を取る第一学園に侮辱される第二学園の地位回復を図る。その過程で魔族による王都襲撃を察知。圧倒的な力で魔族を駆逐する。

といったお話です。

コミック既刊7巻

作品の特徴や興味を持つ点

テンプレ的な異世界転生物、異世界ハーレム物、「俺TUEEEE」な作品になりますが、転生でチート能力を得たのではなく、元々が世界最強の賢者で転生しても前世の能力がほぼそのまま使える感じです。

よくある転生に関わる神等は登場しません。

主人公の目的は "宇宙に存在する強敵と戦う事" で転生前は「一人で」だったものが、転生後は「仲間たちと」に変わっています。

転生するまでの300年で魔族により人間の魔法が意図的に衰退させられていたらしく弱くもなっている。また、魔族自体の魔法も衰退している。かつての自分や仲間達は人々に「神」や「神話」として受け取られており、そういった謎も解明するのも目的になっています。

「二度目の人生を異世界で 」に近い「俺TUEEEE」感があり、主人公は見た目が高校生なだけで前世の "世界最強賢者" そのままなので、当たり前のように高レベルボスモンスターを倒し、魔族の計画も隅から隅まで予測し、100%確実に防止、対処、何のためらいもなく殺してしまいます。(その世界観で人と魔族の関係はよく分かりませんが、主人公に鍛えられた女の子2人も簡単に魔族を殺し笑顔で喜ぶのは少し気味が悪いです。)

主人公の存在により (魔族に変えられたであろう) 紋章の解釈を本来の理解と使い方に改めた人間達はかつてより弱体化したとは言え、魔族に対抗できるレベルにまで成長しますが、この辺りは「賢者の孫」みたいな既視感です。

全然、苦戦しないし、敵の行動や思考も全てお見通し、圧倒的な能力差で敵を倒してしまう。最終目標がかつての自分では勝てなかった宇宙に居る存在だとしても、現状の敵味方のアンバランスさはつまらなさに繋がるものです。

少し展開が進み、対等に戦える程度の敵が出てくるか、回復させた人間の魔法を使って何か新しい展開をさせるのか。そういった点がなく続くと退屈かもしれないですね。

12. ライブダンジョン!

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攻撃系のキャラが主人公となる事が多い中、回復職が主人公という点が特徴と言われる作品です。

ストーリー

サービス終了に際し、MMORPG「ライブダンジョン!」をプレイした主人公は突如、そのゲームの世界に飲み込まれる。遭遇した直後ドラゴンに殺された主人公は "死に戻り" により "黒門" 前に復活する。転移した際、偶然、高レベル装備を手に入れた主人公はこれをオークションで売却し「ラッキーボーイ」と呼ばれるが、自身の職業である白魔導士はかつてゲームで重要な役割を担っていた時と違い、アタッカーを回復させるだけの使い捨てで低い評価だった。("死に戻る"のでキャラの死に対する認識が薄い) 主人公は転移の際知り合ったガルムをタンクとして、鑑定を担当したエイミーをアタッカーとしたかつてのゲームでは当たり前、その世界では全く浸透していないパーティの戦い方で実績を上げていく。

といったお話です。

コミック既刊2巻

作品の特徴や興味を持つ点

漫画だと、主人公が強すぎて長い時間をかけて削る戦い方はフォーカスされない、負傷しても "回復" はその行為だけが簡単に描かれて終わりといった事が多いです。

ゲームに沿った世界観、パーティを組んでレベル上げをするという設定なのであれば、ゲームで行われている回復職の役割や立ち位置、パーティとしての戦い方が描かれるのはある意味自然な事なのかもしれません。

私はパーティを組んでのオンラインMMOは良く知らず、主人公がやろうとしている事がどの程度妥当で当然なやり方なのか分かりませんが、他の作品とは違ったバトルシーン、その役割に基づいて「回復職を適切に理解できないままである」仲間や周囲の人達にそれを広める。その過程でトラブルや衝突が起きるというのは良い切り口だと思います。

まだ2巻ですし、仲間及び関係するキャラ以外は殆ど触れられないので「仲間内だけでバタバタやっている」感じはあります。

画は、少し立体感が薄く細かく書き込まれている感じ、背景を省略して1コマにキャラが大アップみたいな事が多いので画の強さに比べてキャラやストーリーが印象に残らない感じがあります。(よく知りませんが "背中にバラを背負われる" みたいな少女漫画的手法なのかも。)

設定の目新しさはあるので期待したいですが、仲間を増やす過程にうまくメリハリをつけていけると良い気がしますが、ダラダラと続く感じだとちょっと飽きてしまうかもしれません。

13. 黒の召喚士

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ストーリー

記憶を無くした状態で、異世界で目覚めた主人公は神から「前世の記憶と引き換えにチート能力を得た」と告げられる。(当初は召喚できないが神も仲間としている) レア職業である「召喚士」である事を隠しギルド登録した主人公はスライム、冥府騎士長、エルフ、魔王の娘を仲間にし、転生前の『戦闘狂 (バトルジャンキー)』の性格そのままに戦いを続けていく。

といったお話。

コミック既刊3巻

作品の特徴や興味を持つ点

テンプレ的な異世界転生物、異世界ハーレム物、「俺TUEEEE」な作品になりますが、主人公は圧倒的な強さを持つものの、レベル上げ途中であり、現時点では魔王には勝てない程度です。強敵と戦うにあたっても戦い方を工夫し、味方と連携し、といった戦闘になるので、結局勝つにしても変な違和感、キャラ嫌悪は感じません。

キャラデザは違いますが、全身鎧の冥府騎士長とそれがデフォルメ化した描写、勢いのあるバルシーン等は「鋼の錬金術師」の影響を感じますね。

最強揃いのパーティメンバーが増えていく所は「ワンピース」的でしょうか

画はすごく上手いという感じではないですし、描写が分かりづらい箇所も多いですが、ストーリー展開やテンポの良さであまり気になりません。

新しい情報を出す際、回想1コマとかでももう少し補足の画があっても良い気がしますけどね。

14. ガチャを回して仲間を増やす 最強の美少女軍団を作り上げろ

comicride.jp

ストーリー

美少女育成型ソーシャルゲームアプリ「ガールズコーズ」の廃課金プレイヤーである主人公はガチャの宝箱から出た招待状により異世界に転移させられる。その世界では「ガールズコーズ」のルールがそのまま適用されており、ガチャを引き、美少女戦士キャラを実体化させる。ただ、廃課金プレイヤーの性格は治らず、ガチャを引くためにレベル上げや金策をする日々。ガチャから2人目の美少女魔法使いキャラを実体化させる。

といったお話です。コミック既刊2巻。

作品の特徴や興味を持つ点

キャラがものすごくかわいらしく、キャラ設定も描写もすごく面白い。ガチャ好きの廃課金プレイヤーという所が気になりますが、それでも仲間の美少女キャラ達との掛け合いや連帯感みたいな部分はうまく処理されていると思います。

画は細い線で丁寧に書かれており、コマ割りや描写の偏りがなく見やすく、分かりやすい。すごく良い出来だと思います。

こういう画が好きで、ガチャ縛りですが、シンプルなRPG的ストーリーを気軽に読みたい方なら向いているのではないでしょうか。

私はかなり好きですね。

15. 転生したら剣でした  

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ストーリー

交通事故で死亡した主人公は気がつくと異世界に転生しており "一本の両手剣" になっていた。思考を持ち、モンスターを倒し魔石を吸収する事で進化、成長する剣。探索のため移動した所、魔力を吸収する地面に刺さってしまい動けなくなる。そこに偶然通りがかった奴隷の猫族少女に「俺を抜け」と話しかけ、モンスターと奴隷商を撃退。”武器" と "装備者"、そして"師匠" と "弟子" の関係になる。少女は強くなるため、主人公はその手助けをする事となる。

といったお話。コミック既刊4巻 

作品の特徴や興味を持つ点

主人公が転生したのが "剣" だったいう点が特徴ですが、チート能力を持ち、どんどん進化、スキルを覚えていく点は他の転生物と変わりません。主人公のパートナーとなる猫耳少女 (猫人族) も色んな漫画で登場しそうなキャラです。真面目で努力家、饒舌ではなく寡黙がち。可愛いルックスで素でギャグ的モードに入ったり、周りにツッコミを入れたりする等々。片手では足りない位の数、他作品のキャラが思い浮かびます。

ただ、異世界転生物のセオリーを抑えつつも、武器と装備者、ハーレム物とは違った健全なパートナー感、主人公はチートだが少女はセンスはあるものの頑張って成長する感じなどが、全体的にバランスが良い印象を持ちます。

画も丁寧ですし、キャラクターもしっかりしていると思います。剣は装飾等書き込む必要があるためか、少しごちゃごちゃしている感じはしますが、読んでいて気になってしまう点は全然ありません。設定をしっかりと楽しめると思います。

4巻まで読みましたが、モンスター討伐部分のストーリーはちょっとひねりがないですかね。ピンチがあったり、裏ストーリーがあったりしますが、あっさり進み、お話に厚みはない感じもします。

でも、相対的には読みやすく分かりやすいストーリーが良いです。キャラも可愛いですからね。

 

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その他の作品及びその感想

魔術学院を首席で卒業した俺が冒険者を始めるのはそんなにおかしいだろうか

comic-walker.com

画はだいぶ "うまくない" です。魔術学院を首席で卒業した才能ある主人公が当初の目的通り、"冒険者" になるとうお話です。本来は国家魔導士等になる立場なので周りとの常識感の差、個性的な仲間とパーティを組むというお話。コミック既刊1巻。

仲間キャラの内2人は「二度目の人生を異世界で」とほぼ同じ(脳筋女性戦士と巨乳回復職)ありがちなキャラ設定だし、画の事もあるのですが、常識知らず朴念仁な高スペック主人公という設定は (これもありがちですが) 嫌いではありません。

治癒魔法の間違った使い方~戦場を駆ける回復要員~

comic-walker.com

魔王に対抗するための勇者召喚に巻き込まれて転生させられた主人公は稀有な治癒魔法の特性を持っていた。その国では戦場を駆け抜け、傷づいた兵士を回収して治癒魔法で回復させ再び戦場に送れるようにする救命団という組織があり、その団長に見込まれた主人公は治癒魔法士として成長していく

というお話です。コミック既刊4巻。

画やキャラデザは雰囲気から言えば「金田一少年の事件簿」みたいな感じです。キチンと書かれているし、キャラ設定も生きている感じがします。ただ、戦闘職ではないのにある面では勇者以上に強いという治癒魔法士の立ち位置がすごく分かりづらいです。

コミカルな描写も多いのですが、主人公が背負わされる役割みたいなものが "全体的にかなり重たい" です。気分転換に楽しく読みたいというには少し違うかなぁと思いました。何度も読むかと言われればちょっと厳しい。

無職転生 ~異世界行ったら本気だす~

comic-walker.com

34歳無職童貞ニートが死をきっかけに転生し、異世界で前世の人生を教訓に周りの人のために行動しようとするといったお話です。コミック既刊10巻。

一言で言うと「重たい」です。

画も丁寧だし、断片、断片のストーリーもしっかりしているのですが、タイトルが表す通り主人公の行動原理が「家族にクズと言われ自分でもそう思っていた人生をやり直す」事なので行い全てが "重く"、周りの人間も同様の "重い 判断、行動をします。

小説的、現実世界的、ドラマ等なら表現のしがいもあるのでしょうが、気分転換に楽しく読みたいというにはちょっと合いません。1度読んだらもうお腹いっぱいという感じ。

冒険者になりたいと都に出て行った娘がSランクになってた

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元冒険者で現在は地方の村に住む父親とその父親に憧れ、都でSランク冒険者になった娘のお話です。コミック既刊2巻。

どちらが主人公という感じはなく、2巻時点では父親の方が出番は多い位です。Sランクで魔物の出現が急増する事もあり娘はなかなか父に会いに戻れないという流れ。極端なファザコン設定ですがその程度は「魔法科高校の劣等生」みたいな感じ。父親はものすごく強いのですがレベル更新をしていないのかランクは低いという不思議な設定。

画は女性コミックのようで綺麗です。バトル漫画程ではないですが戦闘もスピード感があります。父親の村での生活はほのぼのなので問題ないですが、バトルシーンはもう少し流れやメリハリが欲しいかもしれません。こちらも少女漫画的デフォルメが使われる等の楽しさもあります。

まだ2巻なのでなんとも言えないですね。画は綺麗で好きだし、ファザコン設定も面白いですけどね。

理想のヒモ生活

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ブラック企業で働くサラリーマンである主人公は突然異世界に召喚される。召喚したその世界の女王から「自分は5世代前に駆け落ちし主人公の世界に転移した王族の子孫で特別な血統魔法が使える血筋だ」と知らされる。女王は世継ぎを生むため夫を決めないといけないが勢力争いの火種になってしまう懸念から苦肉の策として王族と関係ないが、血統魔法の血筋である主人公を召喚して夫としようとしていた。

というお話です。コミック既刊6巻。

この作品は異世界転移物というより「国家運営を漫画化したもの」ですね。

主人公は特別な血統魔法を使える存在でその事はストーリーにも深く関係してくるのですが、それよりも主人公が女王の立場と治める国を守るため女王の夫として近隣国や国内勢力等に対しどう立ち振る舞い、行動していくのかがメインのお話という感じです。

ヒモ生活というタイトルで「何もしなくて良い」という条件での転移、結婚ですが、実際にはあれこれ気苦労が多そうな立ち居振る舞いを主人公は要求されます。

画はなんとなく「金田一少年の事件簿」に似ている気が。見やすく分かりやすい画だと思います。ただ、国の運営を描いてあるので微妙な部分がいちいち分かりづらく、深読みではないですがそういった駆け引きを面白く感じるかでしょうか。

俺だけ入れる隠しダンジョン 〜こっそり鍛えて世界最強〜

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準男爵で地位の低い家の子息である主人公は内定していた職を子爵の子息に奪われ、やむなく英雄学校への入試を決める。唯一誇れるスキル『大賢者』の助言で入学金を得るためダンジョンに潜った主人公は隠しダンジョンで囚われの賢者を見つけ、創作・付与・編集のスキルを得て、弟子になる。各スキル発動には生命力(LP)が必要でLPの上限を増やすにはLP変換が必要。その源になるが性欲、食欲、金欲・物欲である。

といったお話。

設定は面白いし、賢者の師匠も面白いキャラなのですが、LP変換のためにエロい事ばかりやるので、トラブル解決よりそっちがメインみたいになっています。

『大賢者』という設定も『転生したらスライムだった件』みたいだとも。

ちょっとおすすめという感じではないかな。

本好きの下剋上 ~司書になるためには手段を選んでいられません~

comic.pixiv.net

2019年10月アニメ化予定。コミック 第一部が既刊7巻。

念願だった図書館への就職が決まった直後に死亡した主人公は「本への想い」を抱いたまま異世界に転生する。転生先は幼女で病弱、外出もままならない存在。(病弱なのは魔力によるもの) 中世ヨーロッパ程度の世界で文化も未発達。本は高級品で庶民には手が届かない。「手に入らないのなら作るしかない」と思い立った主人公は、一般生活もままならない体で、周りを巻き込み、文化向上、生活向上、そして念願の本への道を進んでいく。

といったお話です。

転生してもチート能力がある訳ではない、現代社会と異世界との文化・知識・経験の差が武器という感じです。転生物ではないですが「老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます」に近いでしょうか。

現代社会の知識で計算が得意だし、庶民には難しい読み書きも「本に近づくため」にマスターしてしまう。商売の発想から有力商人に見込まれる。この辺りは「老後に備えて~」や「転生貴族の異世界冒険録」にも見られる感じです。 

ただ、病弱で小柄な幼女という縛りを設けており、思うように計画が進まないです。主人公の本への対する執着は正直異常な位ですし、何かするたびに主人公が死ぬかもしれないと心配する家族や周りの人達は翻弄されます。(心配されても問題なく出来てしまうのではなく、すぐに倒れて寝込んでしまうような事ばかり)

こういった点も含め、とにかく"話が重たい" です。

読んだ事はありませんが「ガラスの仮面」とかそんなジャンル的ノリです。

第一部がコミックで既刊7巻。同じ作画家さんで第二部1巻が出ているのですが、別の作画家さんで第三部の1巻が第二部1巻より先にも発売されているという変な感じになっています。

この辺の事情は調べてもよく分かりませんでしたがもう読むのはシンドイかなという感じです。

LV999の村人

comic-walker.com

RPGゲームのような理がある世界。モンスターを倒すと "なぜか" 人が使う貨幣がドロップされる。モンスターから庶民を守るのは特定職の役目。村人はレベルが上がらず上げても強くなれない。そんな中、理の裏を突き、LV999の村人である主人公が居た。偶然、魔王の娘と親しくなった主人公は魔王の意思をうたい、人の世界に攻め込む魔族達を退け、魔王の娘が願う「人族と魔族が仲良くできる世界」に協力しようとする。

といったお話。コミック既刊4巻。

「LV999の村人って設定に意味が無いし、主人公の性格が気持ち悪い」みたいな感想を見かけます。

転生・転移物ではないし、村人である事で単純なチートキャラではない、主人公なりに工夫した戦い方をしているという縛り・設定はあるのですが、どちらにしても強いのであまり意味がない気はします。周りの冒険者や勇者は "常識の範囲なので" 当然彼より弱いですからね。

魔王の存在と魔王の娘の存在、主人公に協力する事になる各キャラも総じて印象が弱いですかね。画もそんなにうまい感じではないし、どこが魅力かと言われると上げるのが難しい感じの作品でしょうか。

魔術士オーフェン はぐれ旅

ssorphen-anime.com

2019年アニメ化進行中だそうです。

シリーズ累計で1,200万部を突破している作品だという事ですね。

恐縮ながら原作は読んでおらず、コミックは

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が呼び声に応えよ獣 上下

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が命にしたがえ機械 上下

魔術士オーフェンはぐれ旅 我が胸で眠れ亡霊

を読みました。

コミックと原作、過去の漫画化(?)との関係性は分かりませんが、読んだ5巻分の感想は「コマ欠けしたように描写が急に飛び過んだりするので "何が起こっているのかよく分からない" 」ですかね。何かしら魔法を発動した。敵が倒れた。みたいな感じで途中の「何が起こって敵が倒れたか」が無い、或いはよく分からないコマになっているといった具合です。

原作を読んでおられる方なら「主人公の能力がこうで、これを使ったからこういう倒し方になったのだ」といった具合に脳内補完されるのかしれませんが、主人公が何者かよく分からないまま (当然というか作品の中で過去を延々説明する事はないので) ストーリーに入り、進んでいくので読み終わったも「うーん」という感じ。

タイトル毎にトラブルを解決するのですが何がどう解決したのは良く分からないです。(後、主人公がお金を貸している地人の2人組、付いてくる豪商の娘、弟子の青年がワチャワチャしていて少し邪魔)

多分、漫画より、原作を読むべき作品なのだと思います。

とんがり帽子のアトリエ

morning.moae.jp

これは異世界物ではなく、魔法が存在する世界のお話。

魔女に憧れる少女の主人公。だが、魔法は生まれた時から使える人しか使えないとされる世界。あるトラブルで魔法の真実を知ってしまい、母を失った主人公は、魔法使いの修行を始める事となる。何故か彼女は禁忌魔法を広めようとする魔法使い達に狙われる。

といったお話です。コミック既刊4巻。

読んだ印象は子供の頃読んだ「ムーミン」シリーズみたいな世界観だと思いました。ニョロニョロみたいな虫(フデムシ)も出てくるし、建物とかその内部とか、外の風景とか色々。細かく書き込まれていて、物もいっぱい積まれていたり、直線ではなく曲線を沢山重ねたような描写が多かったり、何もない真っ白な地面に草花がちょこちょこ生えているような背景だったり。

そういう世界観が好きなら画は好みかもしれません。ただ、悪役である魔法使い達との戦いが陰湿な感じで主人公や仲間達は常に苦しめられる。そういう部分がシンドく感じられるかもしれません。

異世界魔法は遅れてる! 

www.over-lap.co.jp

魔王に対抗するための勇者召喚に巻き込まれて異世界転移した主人公。だが実は元の世界(地球)における魔術師であった。その事を知らせず、元の世界に戻る術を探す主人公だったが、その世界の魔術師同士の企みに巻き込まれ、自身が魔術師である事を知られてしまう。ただ、その異世界の魔法は元の世界の魔法に比べて著しく遅れており、元の世界でも "普通" 位の実力の主人公でもチートレベルの強さを発揮してしまう。

といったお話。コミック既刊4巻。

異世界転移物ですが転移でチート能力を得た、転移後に成長するのではなく、元々魔法が使え、その能力を異世界でも発揮するという点が特徴でしょうか。だから最初から桁違いに強いです。(ただ、主人公は自身の実力がそれなりだと自覚しているので今後は分からない) 

画は「美少年キャラを書く」ような感じのタッチで、コミカルな表現もあり、読みやすいのですが、こちらも「1コマ毎にキャラの顔アップ」なやり取りが多く、1ページにキャラの顔がいっぱい載る感じになっています。ごちゃごちゃした画ではないのですが、その辺がちょっと見づらく感じました。

主人公の過去や正体も少しずつ知らされてきていますが、お話はまだまだ序盤という感じ。城を出て知り合った女性剣士を助けて攻め込んできている魔族と対峙するという所までですが、(内容はそれらなり凝っていますが) あまり特徴付けたストーリーではないためちょっと「テンポが悪く。かったるいなぁ」という印象を持ちました。

画とストーリー、どちらももう少しテンポがある方が私は読みやすいですかね。

異世界迷宮でハーレムを

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ネットゲームをしていた主人公は気づいたら異世界に転移していた。ゲーム知識を利用し、盗賊を倒すもゲームだと思っていた世界が現実だと気付いた。この世界で生きていく覚悟を決めた主人公は移った街で奴隷の存在を知り、女性奴隷を手に入れるため金策、そのためのレベル上げを行おうとうする。

といった話。

異世界転移物、異世界ハーレム物ですが、露骨ではないもののハーレム要素が強いです。極端なチート能力がある訳でもなく、(奴隷なのですが仲間としての位置づけが強い) 女性奴隷と工夫して成長レベル上げを行う、街のトラブルを解決する等、丁寧に考えらえた感じの設定やストーリーが所々出てくるハーレム要素に喰われてしまっている感じです。お話は面白いと思うのですが、おすすめと言えるかはちょっと微妙ですかねぇ。

勇者召喚に巻き込まれたけど、異世界は平和でした 

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勇者の異世界転移に巻き込まれた主人公。ただ、その召喚はかつての勇者を祝う祭りの "勇者役" として呼ばれただけで魔王と戦うといったものではなく、その世界は平和そのもの。主人公達も1年後に元の世界に戻れると説明される。ただ、主人公は特殊な存在として魔界の頂点としての六王の一人、冥王クロムエイナに興味を持たれる。

いったお話。コミック既刊1巻。

画は上手いって感じではないですがキャラも素敵な感じ。描写も丁寧で凝っているので見づらいといった事はありません。

お話がこれから広がるという所だと思うのですが、コミカライズの今後はよく分からない感じ。興味があれば読んでみても良いと思います。 

蜘蛛ですが、なにか?

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アニメ化企画進行中だそうです。

授業中の女子高生がいきなり転生、 "蜘蛛" になってしまう。ゲームのようなレベルアップシステムが存在し、転生した場所である巨大な地下洞窟から脱出を目指し、"蜘蛛として" レベルアップを目指す。

というお話。

「転生したらスライムだった件」みたいな印象ですが、使える能力は "蜘蛛" としての物。糸を出したり、毒を使ったり。魔法をぶっ放すみたいなものはありません。限られた能力を駆使してレベルアップのため、生存するため、周りのモンスターを倒していきます。

主人公である蜘蛛キャラはかなり工夫したキャラデザになっていますが、蜘蛛は蜘蛛なので、「虫キライ」な方は嫌かも。戦いも地味だし、ボロボロになりながらも勝っていくので「(変な意味ではなく) 普通の女子高生の割には物知りだし頭が回り過ぎない?」という感じもします。この設定がすんなり受け入れられる方なら。

ただ、ストーリーは地味だし、能力が進化しすぎるのに対して「転スラ」における『大賢者』的サポートが弱いので『並列思考で多重人格状態になる』『急に魔法的なものが使えるようになる』等、話に追いついていくのが大変な印象です。

賢者の孫

web-ace.jp

現在、アニメ化作品が放送中ですね。

前世の記憶を持ったまま赤子に転生した主人公はモンスターに襲われて両親は死亡、通りかかった賢者に救われ、孫として育てられる。家の周囲から出る事なく15歳の成人を迎えた主人公だが、そのチート的成長や能力に対し、あまりの世間知らずな事、賢者譲りの「自重を知らない」点を懸念され、王国の高等魔法学院に通う事になるが、英雄である賢者の孫として、そして自身の能力故にトラブルに巻き込まれ、隣国が魔人に滅ぼされた事で仲間達とそれらに対抗できる存在となるべく位置づけられていく。

といったお話です。コミック既刊11巻。

異世界転移物、チート能力を持つ世間知らずの天然主人公、その仲間達というよくある設定ですし、自身が望んだ形ではなく、悪 (ここではモンスターや魔族ではなく人から変化した魔人達ですが) と戦う事になる点もありがちな感じです。

魔人が隣国を滅ぼすまでは割とほのぼのした感じ (ただ、主人公に影響を受けた仲間達の成長度合いがかなり異常) でしたが、実質的な戦争状態にはいってからは学園物という感じではなくなってしまいました。王子や貴族の子女が仲間だったりする訳ですが、その辺の切り替えがなし崩し的で少し整理されていない気がします。

画は「普通」かな。「盾の勇者の成り上がり」のコミック版より少し良い位。読みやすいのですが、ストーリーにそんなに抑揚がない (色々事件が起こるけど、なんとなくどんどん進んでいく) ので読み続けていくのが少し辛くなってきましたね。

こんな位置で書く作品ではないのでしょうがそうしている理由はこの辺り。面白いという感じでもないです。

異世界チート魔術師

comic-walker.com

2019年7月からアニメスタートだそうです。

下校途中で急に異世界転生してしまった主人公2人。魔物に教われるが冒険者に助けられ生き延びる。街のギルドで鑑定した所、1人は4大属性全ての魔法が使える四大魔術師、1人には属性を持たない魔導士の素質があると分かる。偶然知り合った師匠の元、特訓を続けた事で2人は能力を高め一級の冒険者となる。特に無属性魔導士の主人公は唯一無二、1人で国が亡ぼせる程の存在となる。そうした中、主人公の周りにきな臭い図り事が次々起こり、街は無数のモンスターに襲撃される。

といったお話。コミック既刊5巻。

異世界転移物、「チート転生で俺TUEEEE」な作品です。男性主人公の方はまだ能力が開花していないですが女性主人公を守るためなら国でも滅ぼしかねないという関係性です。(精霊を召喚できる召喚術士らしいと分かる)

1コマにかかれるキャラ自体、1つ1つの絵としては良くても、漫画として読み進めていくとそれらが繋がっていかない感じがします。画はすごく細かく描かれていてキャラも魅力的なんですけどね。

キャラも転生後、短期間で急激に強くなってしまい、異世界チート魔術師のタイトル通りではあるのですが、その能力と起きる出来事、事件とのバランスが取れてない気がします。(世界的な魔術師の元で修行したとしても普通の高校生が3ヵ月程で最強レベルまで戦闘能力が高まりますかみたいな事)

あくまで私の感想ですが、画の魅力に比べて、設定やストーリーのバランスの悪さみたいなものを感じるのです。

ありふれた職業で世界最強

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テレビアニメ化決定だそうです。

魔人族と戦うためクラス全体で異世界転移させられた主人公。ステータス確認した所、戦闘向きではない「錬成士」で周囲にバカにされる。レベル上げのため迷宮に向かうが仕掛けられた罠からその階層ではあり得ないボスモンスターが出現、仲間を逃がすために行動した主人公は仲間とはぐれ深い階層に落ちてしまう。落ちた階層でモンスターに教われ死にかけるも「元の世界に戻る」ため死に物狂いで戦い、生きる術、勝つ術を身に着ける。偶然助けた吸血鬼の少女、兎人族の女の子を仲間にする。その世界は神々の遊戯のコマとして主人公のような召喚を行っており、迷宮突破者に神を討つ力が授けられると分かる。主人公は仲間たちと各地の迷宮突破を目指す事とする。

といったお話です。コミック既刊5巻。

女性キャラはかわいいですが画はそんなにうまい感じではないです。

ただ、コマ割りがシンプルで描写の変化もつけてある。コマが示している事柄が少し分かりづらい感じもしますが概ねテンポよく読めます。

序盤のほのぼの学園物感が一転、悲壮な異世界生活からのチート化 (主人公の性格も180度変わる) という感じですがあれこれ書かれる凝ったお話の割に、描写にメリハリがない感じで、お話が頭に残らないですかね。

賢者の弟子を名乗る賢者

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VRMMO『アーク・アースオンライン』で超一流の召喚術士としてプレイしていた主人公だが、寝落ちから起きるとゲームが現実世界化し、30年経過した状態となっていた。また、"老人" としていたキャラが寝落ちの際、誤って美少女の姿に変えてしまっていた。ゲーム内の設定はそのまま反映されており、召喚術士としての能力はそのままだが、外見が変わってしまった事で元のキャラではなく「その弟子」を名乗り、自分を知る友人を探し、事情を聞くため行動を起こす。どうやら突然、ゲームが現実世界化し、ある者は短い時間で、ある者は主人公のようにかなり時間が経過した時点に転移している。転移者は互いに「ステータスが見られない」事で確認ができるが、かつての知り合い達も存在不明な物が多い。建国に携わった王国は滅ぼされる可能性があり、友人である国王は主人公に助けを求める。

といったお話です。

元のキャラ通り自分を「ワシ」と言う美少女キャラの主人公がかわいいと評判ですが、お話は少し複雑で、登場人物の説明はされるもののゲームの世界観やルールの説明があまり丁寧ではない、独自に発達させた文化で装甲車とか出て来たりとか、色々分かりづらい、でもストーリーは進むという "置いてきぼり感" があるでしょうか。

行方が分からないかつての知り合いを探す所から始めようという事でお話は色々設定があって面白いのですけどね。主人公が強いのは分かりますが、その世界でそれがどの程度の物なのかが掴みかねます。

興味があれば読んでみても良いのではという感じかな。

転生魔女は滅びを告げる

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交通事故で死亡した女子高生である主人公は天使に出会い赤子として転生させる。その世界には魔法が存在するが主人公はうまく使えず、使える魔法も2つだけ。ただ、それは使い方を知らないだけで本来は特別な能力を持つ存在だった。偶然出会った王子に引きこもり生活から抜け出してもらった主人公は己が何者か探そうとする。だが、その能力に目を付ける者も現れる。

といったお話です。コミック既刊1巻。

異世界転生物ですが、画も含め完全に少女コミック的作品です。

お話はともかく、そういう画が好きな方じゃないと読むのは大変かも。美男と出会って恋に落ちる的な要素がベースにあったりもしますから。

いずれ最強の錬金術師?

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ある国が行った勇者召喚の影響で手違いにより異世界転移させられた主人公。 戦闘職を望まない彼は生産系の職種(錬金術師や鍛冶師等)を望み、女神から加護を含めたチート能力を得る。ただ、実際には勇者が登場する3年前に転移、成長する事で勇者召喚に対抗するために送り込まれた存在であった。

といったお話です。コミック既刊1巻。

勇者やそれに準ずる俺TUEEE的なキャラではない所が設定のキモでしょうし、テイムした蜘蛛のキャラがかわいいという感想 (蜘蛛なのに??) もありますが、まだコミックは1巻だけなのでどの辺りを捉えれば良いのか掴みかねる感じです。

画は丁寧ですし、綺麗な方だと思うのですが、結構、あっさりとしているのですごく印象深いという訳でもないです。

そういう点も含めて2巻、3巻と見ていきたいですかね。原作の方は蜘蛛キャラも進化し、他にも仲間が増えているようです。